大晦日 其の二

腹ごしらえして宿に向かう。三島から箱根に向かう有料道路に入ったら、段々と霧が深くなり、とうとう視界10mぐらいになってしまった。

恐る恐る走りながら、宿のある仙石原に到着。ここは夏にも利用したんだけど、義妹が気に入って今回も予約した犬連れには最高の宿。

部屋はこんな感じ

大晦日

昨年に引き続き、弟夫婦との年越しとなった今年の大晦日。今年は愛犬も連れての箱根での年明け。弟夫婦とは宿で待ち合わせなので、こちらは2023年最後のランチを『鰻』と決めて、三島の桜家に向かった。11時開店を30分過ぎて現地到着。案の定行列の人人人。予想はしていたが…

90分待ちの試練に耐えて午後1時に入店。

ようやくありつけた2023年最後の鰻重。

とりあえず満足度MAX。良い大晦日になりそう

Ironman Cairns

父の日 2023.6.18 SUN
IRONMAN CAIRNS
ASIA-PACIFIC CHAMPIONSHIPを完走しました。(以下長文)

BIKE 180km


昨年11月5日のironman Florida、今年4月16日の全日本トライアスロン宮古島大会に続き、約8ヶ月弱で3本目のロングディスタンスレース。身体がキツいわけだ。
昨年2月にトレーニング中に壊した左大腿も完治せず、左足首痛、両膝外側靱帯・両膝半月板損傷、腰椎狭窄症等、怪我の百貨店のような身体。朝目が覚めるたび、そのどこかに痛みがあり、悲鳴をあげながらストレッチするのが一日の始まり。そんな状態で減量しながらロングディスタンスのトレーニングを続けた1年半。その集大成というか、区切りのレースがこのIronman Cairnsでした。
swim3.8km、bike180.2km、run42.2kmのロングディスタンスは、その距離226.4kmだけでも半端な距離ではない。そこに、各レースコース独自の特色が加わり、過酷さが増すわけです。【以下備忘録】今回のレース会場はオーストラリア大陸の北東部に位置するケアンズ。Ironmanレースでも、ここケアンズ大会はASIA-PACIFIC CHAMPIONSHIPというアジア圏最大のレースで、海は波とうねりがあり、バイクコースはアップダウンのローリングコースというタフな事前情報。
しかし、当日の海のコンディションは、凪とは言わないまでも、うねりもゆるめでかなり泳ぎ易い状態。日頃練習をしている長者ヶ崎の荒れた日よりは楽に泳げた。
しかし、100m?間隔にあるコースブイとライフセーバーの服装が同色のオレンジ色で、ときおり錯覚をしてしまい困惑しながらの3.8kmだった。しかも前日の雨天の影響か透明度ゼロ。ヘッドアップの多用を余儀なくされたスイムは、身体のダメージはあるものの、結果的にピッタリ3.8kmと無駄のないスイムとなった。※しかしこのスイムによる腰のダメージが後ほど大きな影響になる…
前回のフロリダでは2回のトランジッション(各種目の間にある着替えタイム)の合計が45分とかかり過ぎていたので、意識して短縮し10分でバイクスタート。しかしここから試練が始まる。
スタート早々、サイコンのGPS不良なのか、速度・距離・現在地の数値が確認できない事に気付く。結果的に距離と速度が未計測状態でパワーしか読めない180kmとなる。完璧な準備をしてきたつもりでも、トラブルはつきものだが、距離・速度が計測できないのは、かなりのストレスとなり、結果想定よりも高負荷で走ってしまった。コースはローリングコースで、アップダウンと平坦に風という設定。馴染みある『尾根幹』に海風をプラスした180kmという感じ。ここで前半に突っ込み過ぎて、30km地点あたりから、スイム時のダメージも相まって腰痛が発生してしまう。60kmと120km辺りのエイドステーションで坐薬を打つものの、左脚の痺れまで発生して、事実上『潰れた』状態になる。せめて脱水とハンガーノックだけは避けるため、補給は怠らずに150km地点を通過。


ここからバイクフィニッシュまでの30kmが向かい風を受けながらの苦行区間。この後のフルマラソンに絶望感を感じながら、向かい風の中をなんとかバイクアップ。しかし予定より1時間余分にかかってしまう。3種目で一番得意とするバイクで潰れてしまい、メンタル的にも辛い状態での2回目のトランジッション。
トランジッションテントの椅子に座り、補給ジェルを咥えながら、足のマメ対策にガーニーグーをたっぷり塗る。テントを出て仮設トイレで4個目の坐薬を打ち15分を使いランスタート。10km強のコースを4周回のフルマラソン。5kmはリゾートホテルエリアで沿道には無数の観戦者の声援、5kmは公園沿いの静かなコース。観戦者多数のエリアを走り、公園沿いを歩くプランで黙々と進む。前回のフロリダも宮古島も足のマメに苦しんだが、今回は朦朧としながらのトランジッションでも、しっかりガーニーグーを塗ったおかげで、足裏は万全だったが、故障箇所の痛みは限界域になり、暗闇の35km地点で左脚の感覚がなくなってきた。こうなると無意識に捻挫したり致命的なトラブルもあるので、一歩ずつしっかり地面を踏みながら4周回目の最後の折り返し地点を目指す。時刻は深夜の22時を過ぎて、選手もまばらで真っ暗なコース。そして折り返しのセンサーを通過。4回目の通過音は違ってピピピピーと『コレで終わりだぞ』みたいな音www。そして真っ暗な折り返し地点に今まで不在だったスタッフらしき姿。(どうやらカットオフを伝える人らしい)が深々と頭を下げながら白い歯の笑顔で『congratulations』と拍手しながら称えてくれた。ここでジワッとくるw

そこから5km をひたすら進み、ホテルエリアに入ったラスト1kmの直線。お祭り騒ぎだったエリアにはひとっこ一人居なくてビックリ‼️遅いとこんなもんかな…wwwと自笑しながら石畳を淡々と走ると、ゴール200m位手前でブルトレの大谷さんと遠藤さんが出迎えてくれた。2度目のジワッとwwを感じながら、DJと歓声が響くヴィレッジのゴールエリアに。待ちわびたチームメイトとハイタッチしてアイアンマンコールを受けてゴール。15時間28分現地時間23時28分のfinishでした。
ゴール直後、DJに揶揄われ、『ヘイミッキー❗️youのテーマソングはコレだ❗️もう一回ゴールやり直して!』と言って曲がlyricsのHey Mickeyに変わりもう一度ゴールをしたwwwキツかったご褒美かなwww


一日中メチャクチャにキツい思いをして、最後にメチャクチャ陽気な人たちが出迎えてくれるironman。病み付きになる理由のひとつ。いい歳して身体を酷使して何でそんなキツいことが好きなの?の質問に今はこう答える。心は歳をとらない‼️ことを証明したいから 最後に…昨年11月のironman Floridaのレース2日前に父が他界、今年4月16日の宮古島トライアスロンのレース前日に従姉妹が他界した。縁起悪いかな…と実は今回のironman Cairnsに重いシコリを持ちながら渡豪しました。だけど、飛行機✈️から宿までを共にし、一週間を過ごした愛するチームメイトに支えられて、何事もなく最高の時間を過ごす事が出来ました。レース結果も重要だけど、大切な仲間たちは私の宝であり、その存在はフィニッシュメダルよりも重く大切なものになりました。篠崎友さん、沼部真理子さん、Hidenori Kanekoさん、國枝秀行さん、國兼康男さん、小杉真由子さん、ございました。松原美樹

全日本トライアスロン宮古島大会

STRONGMANになりました。
昨年12月25日の当選から4ヶ月、昨年11月のIM Floridaのロスなのか、寒さのせいなのか全くの調整不足で挑んだ第37回全日本トライアスロン宮古島大会。年末年始の怠惰な生活から中々抜けられず、付け焼き刃のトレーニングをすれば故障箇所再発💦全くの空回り状態でDNSも考えていたのだけど、チームメイトの辛辣なメッセージを見て、スタートラインにだけは立つことを決めて宮古島入り。バイクパートを終えたらリタイヤをイメージしていたが、負けず嫌いの性格が結局最後までやることに😅しかし短縮とはいえロングディスタンスはそんなに甘くはなく、スイムから平泳する人のキックを顔面に受け、ゴーグル飛んで片目が霞むアクシデント💦(今回のスイムパートでは死者1名)この洗礼がスイムパート最後まで尾を引き、500mも余分に泳ぎ1時間26分かかってしまう。バイクパートはペース配分を意識し過ぎて前半60kmがスロー過ぎ😅東平安名岬の70km地点からペースアップしたが、間に合わずバイクパート4時間切りの予定を16分オーバーの4時間16分でバイクアップ。問題のランパートは、スキップ予定だったのでノープラン。とりあえずフロリダプランのラン&ウォークを敢行。しかし、平泳ぎキックの影響で全てが遅れていて、関門の18時30分を気にして走り出す。10km地点で両脚裏のマメが潰れたあたりから、膝と左脚大腿部の痙攣が始まる。極度の脱水からか、尿意をもようしてトイレに駆け込んでも出ないを繰り返し、手の指から腕にかけて酷い浮腫。満身創痍で何とか一周目の15kmをクリア。2周目は少しでも過敏な動きをしたら、どっかブチッといきそうな状態でひたすら歩く。18時のゴールを逆算して9.5分/kmのペースでひたすら。もはや下半身が別のお荷物状態で、炎天下を2時間這うように歩き、ゴール会場の競技場に辿り着く。競技場入口付近でチームメイトや応援の友人たちに出迎えてもらって、瀕死の状態にカンフルが打たれ、感動と痛みのミックスドリンクを頭から被った気分に翻弄されながら、400mトラックの2/3に残りの力を全て使って18時6分にフィニッシュ。まさに『出し切ったレース』でした。学んだことはただ一つ、日々の練習を欠かさないこと。
熱く厳しいレースだったけど、またトライしたいレース。レースというより宮古島が魅力的なのかな。

お正月

自宅に戻りいつもの正月。家族全員集まるのは毎年2日。今年は長男が作ったお節で一年の計。
喪中につき挨拶は控えますが、本年も宜しくお願い申し上げます🤲

息子の料理で舌鼓。

良い年明けになりました。

2023年 元旦

琵琶湖の湖面を暖かな光線が照らす。2023年の幕開けです。私は喪中につき、新年の挨拶は控えさせていただきますが、皆様におかれましては、栄輝に溢れて豊かな一年となることを、心から願っております。比叡山で迎えた新年は、津々と冷えた空気が気持ちよく、私も新たな気持ちで新年が迎えられました。

伏見稲荷参拝

伏見稲荷参拝
昨年のビワイチ帰りに参拝したときは、途中で引き返した千本鳥居。今回は山頂まで行って参拝したかなりヘビー参拝…下の本堂周辺には沢山の参拝者…だけど上に行くほど参拝者が減り、山頂では恐らく3分の1ぐらいの参拝者かな。年末に汗だくになった笑