身の病と心の病

今私は身も心も病んでいる。2月14日のジムトレ中、痛めた古傷の左股関節をまた痛めてしまった。16日のMRI検査の結果、股関節炎症により関節部に水が溜まっていることが判明した。いつも私のフォローをしていただいている、主治医のあだち整形外科足立医院長に診察を受けて、消炎鎮痛剤を処方してもらった。しかし日を追う毎に痛みが増幅し、睡眠が取れない状況が数日続いている。大怪我の経験が何度かある私は、痛みはやがて深い不安感と激しい怒りに、発展することを知っている。

バラモンを目指して昨年6月より体質改善から入り、ここまでトレーニングを積んできて、この8ヶ月の間いくつもの故障や障壁を超えてきた。だが、今回程の絶望感を感じたことはなかった。完治の出口がわからない…

日に日に増す痛みと、全くトレーニングができないもどかしさが、不安と焦りと怒りを生み出す。ベッドで横になっても痛みが続く…まるで骨折直後の、『鈍痛と激痛の繰り返し』のようだ。でも骨折は骨が繋がれば治る。でもこの怪我はいつ治るの?毎晩訪れる痛みのなか、頭を巡るのは『これで終わりだ…もう走れないし漕げない…』命に別状ないし、骨も筋組織も問題ない『股関節炎症』だか、心を蝕んでいく厄介な怪我だ。今の私はコイツに身も心も痛め付けられている。

トレッキングポールを杖代わりに使っていたが、

一昨日先生からダメ出しを受け、昨年9月の肉離れ以来の医療用の杖のお世話になることになった。この武器はラクなのだけど、絶望と敗北を私は感じてしまう。

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